ベトナム人社長がお金持ち逃げで日本語学校解体

「学生から預かった金を持ち逃げ」の話は、ベトナムで生活したなかで一番辛かった思い出です。

わたしは、ベトナムで何度か転職をしました。
転職の理由は、「こんなヤツについていけないわ」です。

一年後、二年後、近い将来を思い描き、夢を膨らませ「私（ベトナム人）とあなたは、ともだちね。
一緒にがんばってハノイにビルを建てましょう」なーんて、口だけでさっぱり先にすすみません。

口から出任せってやつです。
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ハノイに日本語学校をつくったまでは良かったのですが、結局、学生から預かった授業料や保証金名目のお金を持ち逃げ、次に社長になったベトナム人はお金が無いヤツで、またまた学生から預かったお金を持ち逃げし学校は解体しました。

わたしは、この学校で３ヶ月間、無報酬で働かされた苦い経験があります。

ベトナム人の信用できる人、できない人の区別がはっきりできなかったことが原因でした。

思い返せば、ベトナム人の親友から何度も「やめた方がいい」と忠告されはしましたが、そのようにしなかったのは、当時のわたしの精神状態に何か問題があったのだと思います。

ベトナム人はベトナム人のことがよく分かる

信用できる人か、できない人か、日本人には分からないベトナム人のこともベトナム人にはわかります。

今、わたしには親友と呼べるベトナム人はただ一人です。
他に友人として付き合っていた人々も最後には裏切られました。
わたしの親友も「こいつらダメだから」とは言っていましたが。

ベトナム人経営者でも信用できないヤツはたくさんいた。
口で言うだけで先に進まない、平気で約束を破る。そんな人ばかりでした。

「ベトナム人のことは信頼できるベトナム人に聞け」ですが、

ベトナムで親友と呼べる人をさがすのはとても難しい。