自己紹介だけを教えるベトナム人日本語教師

日本語での自己紹介を教えることを専門としている日本語教師がベトナムの技能実習生送出し機関の日本語センターにはいます。

小さな日本語センターだと日本人が在籍していたら日本人教師も参加して自己紹介の仕方、挨拶の仕方等を教えますが、数百人規模の巨大日本語センターでは数十人規模のベトナム人日本語教師が日本語での自己紹介を教えます。


毎日、朝から晩まで日本語での自己紹介を教える
ベトナム人日本語教師にしてみれば、この仕事はつまらないと思う。
向上心を持つ人は自己嫌悪に陥る教師も多いと思う。

日本語での自己紹介はどんなものかと言うと、
先ず、日本での挨拶。
技能実習生候補者に、名前、出身、家族構成、趣味を日本語で言うことができるようにトレーニングするだけです。日本語以外では間違いが多い日本のラジオ体操もここから始まる。

毎日、朝から晩まで同じことの繰り返しで本当につまらないだろうと思う。
ベトナム人日本語教師は日本語能力の向上のために日本語センターでの仕事を選んだのにね。
[post_ads]
日本語での自己紹介なんてどうでもよくないか
実際、日本の会社や受け入れ組合がベトナムへ面接にきてすることは技能実習生の自己紹介だけなんかで決めない。

面接に合格してからベトナム人技能実習生への日本語教育がスタートするわけですが、仕事についての考え方があやふや、精神的、能力的に問題がある学生が多い。

以前、洗濯機（せんたくき）という単語を覚えるのに１週間かかった学生がいて病院で脳波を検査してもらったことがあった。
教育レベルが低い国の技能実習生レベルでは日本語の単語や文法を覚えることができない学生も多いと感じる。

学生側の能力の問題もあるし下のように教える側の教師の問題もある。

巨大な送出し機関の日本語センターでは、覚えることが苦手な技能実習生だけを集めた特殊学級のようなクラスまである。

ベトナムでは就職できない人たちでも日本の会社は受け入れてくれる

ベトナム人を受け入れる場合は、自己紹介の上手下手よりその人の考え方を通訳をまじえて質問した方が良いし、中学校レベルの教養問題の試験もした方が良いと思う。

クレペリン検査をする日本の受入も機関もあるが、クレペリン検査は過去にしたことがある人はいい結果になる検査です。
技能実習生には知能指数を測る検査もした方がいいと感じる。

使いっ走りのような人工、日本語がわからなくてもできる単純労働の作業者、数合わせだけの人工として技能実習生を受入ている日本の会社も多いと感じる。